ペテロⅠ　４：７－１１　小牧ホープチャペル

「世の終わりの祈り」

藤野純一

世の終わりのしるし

→　ルカ　２１：１１　＜大きな地震があり、方々に飢饉や疫病が起こり、恐ろしい光景や天からの大きなしるしが現れます。＞

ｖ７　＜万物の終わりが近づきました。ですから、祈りのために、心を整え身を慎みなさい。＞

＜万物の終わりが近づきました。＞

神が創られた世界。それを人間が思い通りに支配してきた。

＜心を整え＞　「心が正常になる」、「正気に返る」

悪霊に憑かれていた人が、悪霊から解放された。

→　マルコ　５：１５　＜そしてイエスのところに来ると、悪霊につかれていた人、すなわち、レギオンを宿していた人が服を着て、正気に返って座っているのを見て、恐ろしくなった。＞

→　マルコ　５：４　＜彼はたびたび足かせと鎖でつながれたが、鎖を引きちぎり、足かせも砕いてしまい、だれにも彼を押さえることはできなかった。＞

→　マルコ　５：７　＜そして、大声で叫んで言った。「いと高き神の子イエスよ、私とあなたに何の関係があるのですか。神によってお願いします。私を苦しめないでください。＞

→　マルコ　５：８　＜イエスが、「汚れた霊よ、この人から出て行け」と言われたからである。＞

＜身を慎みなさい＞　「落ち着く」、「酔わないで」　

→　テサロニケⅠ　５：５　＜あなたがたはみな、光の子ども、昼の子どもなのです。私たちは夜の者、闇の者ではありません。＞

ｖ６　＜ですから、ほかの者たちのように眠っていないで、目を覚まし、身を慎んでいましょう。

ｖ７　＜眠る者は夜眠り、酔う者は夜酔うのです。＞

＜ですから、祈りのために、＞

世の終わり

神が思い切ったことをされる。　もう人間に任せておけない。人間が困ることが起きる。

例１　 バビロン捕囚　（ＢＣ６０５年－５３６年）　ユダ　→　バビロン

　　 理由：　偶像礼拝（歴代誌Ⅱ　３６：１４）　　自分の願いがかなえられることが大事。神はその手段。

→　歴代誌Ⅱ　３６：２１　＜これは、エレミヤによって告げられた主のことばが成就して、この地が安息を取り戻すためであった。その荒廃の全期間が七十年を満たすまで、この地は安息を得た。

人間がしたいようにできなくされる　・・・　世の終わりの特徴。

例２　　労働、生活に苦しみが入ってくる。

→　創世記　３：１７　＜また、人に言われた。「あなたが妻の声に聞き従い、食べてはならないとわたしが命じておいた木から食べたので、大地は、あなたのゆえにのろわれる。あなたは一生の間、苦しんでそこから食を得ることになる。＞

ｖ１８　＜大地は、あなたに対して茨とあざみを生えさせ、あなたは野の草を食べる。＞

ｖ１９　＜あなたは、顔に汗を流して糧を得、ついにはその大地に帰る。あなたはそこから取られたのだから。あなたは土のちりだから、土のちりに帰るのだ。＞

人間は、その人の能力、努力、影響力だけの価値。　　老いとともに、やがて価値は　→　０

しかし、人間とは？

→　創世記　１：２６－２７　＜神は仰せられた。「さあ、人をわれわれのかたちとして、われわれの似姿に造ろう。こうして彼らが、海の魚、空の鳥、家畜、地のすべてのもの、地の上を這うすべてのものを支配するようにしよう。」神は人をご自身のかたちとして創造された。神のかたちとして人を創造し、男と女に彼らを創造された。＞

→　歴代誌Ⅱ　７：１４　＜わたしの名で呼ばれているわたしの民が、自らへりくだり、祈りをささげ、わたしの顔を慕い求めてその悪の道から立ち返るなら、わたしは親しく天から聞いて、彼らの罪を赦し、彼らの地を癒す。＞

では、実際にどうすれば？

ｖ８　＜互いに熱心に愛し合いなさい。＞

ｖ９　＜不平を言わないで、互いにもてなし合いなさい。＞

ｖ１０　賜物、恵みは、仕えるために。

ｖ１１　＜語るのであれば、神のことばにふさわしく語り、＞

＜奉仕するのであれば、神が備えてくださる力によって、ふさわしく奉仕しなさい。＞

＜すべてにおいて、イエス・キリストを通して神があがめられるためです。＞

例話　　困った。もうどうしようもない。

「ＥＨＣ国際本部　嵐を収める主への信頼と奇跡」　『種まき』　２０２０年１２月号

今週の聖句　ペテロⅠ　４：７　＜万物の終わりが近づきました。ですから、祈りのために、心を整え身を慎みなさい。＞