ルカ 1:26-38 小牧ホープチャペル
「マリアの恵み、私たちの恵み」 藤野純一
中世には、マリアは特別な存在として、崇められていく。
・キリストを宿したマリアには、罪がなかった。
・マリアが「キリストの母」から「神の母」と呼ばれることになった。
・マリアに祈るようになる。
マリア登場 v26-27
v26 <その六か月目に>
<御使いガブリエルが神から遣わされて> 神さまからの特別なことを伝えるために。
御使いとは?
→ へブル 1:14 <御使いはみな、奉仕をする霊であって、救いを受け継ぐことになる人々に仕えるために遣わされているのではありませんか。>
人間とは?
→ 創世記 1:26 <神は仰せられた。「さあ、人をわれわれのかたちとして、われわれの似姿に造ろう。こうして彼らが、海の魚、空の鳥、家畜、地のすべてのもの、地の上を這うすべてのものを支配するようにしよう。」>
v27 <神は人をご自身のかたちとして創造された。神のかたちとして人を創造し、男と女に彼らを創造された。>
v27 <この処女は、ダビデの家系のヨセフという人のいいなずけで、名をマリアといった。>
→ マタイ 1:24-25 <ヨセフは眠りから覚めると主の使いが命じたとおりにし、自分の妻を迎え入れたが、子を産むまで彼女を知ることはなかった。>
マリアの恵み - 私たちの恵み v28-31
v28 <おめでとう、恵まれた方>
<おめでとう> 原語では、「喜べ」
<恵まれた方>
→ ヨハネ 1:16 <私たちはみな、この方の満ち満ちた豊かさの中から、恵みの上にさらに恵みを受けたのである。>
<主があなたとともにおられます。>
→ コリントⅡ 6:16 <私たちは生ける神の宮なのです。神がこう言われるとおりです。「わたしは彼らの間に住み、また歩む。わたしは彼らの神となり、彼らはわたしの民となる。>
v29 <マリアはこのことばにひどく戸惑って・・・考え込んだ。>
v30 <恐れることはありません>
<あなたは神から恵みを受けたのです。>
v31 <あなたは身ごもって、男の子を産みます。>
<イエス> = 「主は救い」
イエス・キリストとは - 私たちへの恵み v32-33
v32 <その子は大いなる者となり、いと高き方の子と呼ばれます。また神である主は、彼にその父ダビデの王位をお与えになります。>
v33 <彼はとこしえにヤコブの家を治め、その支配に終わりはありません。>
アブラハムに対して BC2000年頃、
→ 創世記 22:18 <あなたの子孫によって、地のすべての国々は祝福を受けるようになる。>
→ エペソ 1:3 <私たちの主イエス・キリストの父である神がほめたたえられますように。神はキリストにあって、天上にあるすべての霊的祝福をもって私たちを祝福してくださいました。>
マリアの恵み - 私たちの恵み v34-37
v34 <どうしてそのようなことが起こるのでしょう。> 「・・・不可能です。」
v35 <「聖霊があなたの上に臨み、いと高き方の力があなたをおおいます。それゆえ、生まれる子は聖なる者、神の子と呼ばれます。>
→ コリントⅠ 6:19 <あなたがたは知らないのですか。あなたがたのからだは、あなたがたのうちにおられる、神から受けた聖霊の宮であり、あなたがたはもはや自分自身のものではありません。>
<いと高き方の力があなたをおおいます。>
→ エペソ 1:19 <また、神の大能の力の働きによって私たち信じる者に働く神のすぐれた力が、どれほど偉大なものであるかを、知ることができますように。>
<それゆえ、生まれる子は聖なる者、神の子と呼ばれます。>
→ ヨハネ 1:12 <しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとなる特権をお与えになった。>
→ ヨハネ 1:16 <私たちはみな、この方の満ち満ちた豊かさの中から、恵みの上にさらに恵みを受けた。>
マリアが恵みを受けた秘訣(理由) v38
v38 <私は主のはしためです。どうぞ、あなたのおことばどおり、この身になりますように。>
王でありながら、同時にはしため。
→ エペソ 2:10 <実に、私たちは神の作品であって、良い行いをするためにキリスト・イエスにあって造られたのです。神は、私たちが良い行いに歩むように、その良い行いをあらかじめ備えてくださいました。>
ルカ 1:46-55 「マリアの賛歌」または、「マグニフィカート」 → 新聖歌67 「わが心は」