ルカ 22:1-6   小牧ホープチャペル

「ユダの罪とは?」  藤野純一

状況

v1 <過越の祭りと言われる、種なしパンの祭りが近づいていた。

ニサンの月の14日に

→ 出エジプト記 12:7 <その血をとり、羊を食べる家々の二本の門柱と鴨居に塗らなければならない。

 → 出エジプト記 12:8 <そして、その夜、その肉を食べる。それを火で焼いて、種なしパンと苦菜を添えて食べなければならない。

→ 出エジプト記 12:13 <その血は、あなたがたがいる家の上で、あなたがたのためにしるしとなる。わたしはその血を見て、あなたがたのところを過ぎ越す。わたしがエジプトの地を打つとき、滅ぼす者のわざわいは、あなたがたには起こらない。

→ ルカ 22:7  木曜日(金曜日に十字架)

v2 祭司長、律法学者たちは、イエスが邪魔。 イエスを殺そうとする。

しかし、まことの神を知らない人は、人を恐れる。

ユダとサタン

v3 <ユダに、サタンが入った。

→ ヨハネ 13:2 <夕食の間のこと、悪魔はすでにシモンの子イスカリオテのユダの心に、イエスを裏切ろうという思いを入れていた。

ユダは、いつからイエスを裏切る積もりだったのか?

十字架の1年ほど前。

→ ヨハネ 6:70 <イエスは彼らに答えられた。「わたしがあなたがた十二人を選んだのではありませんか。しかし、あなたがたのうちの一人は悪魔です。」

→ ヨハネ 6:71 <イエスはイスカリオテのシモンの子ユダのことを言われたのであった。このユダは十二人の一人であったが、イエスを裏切ろうとしていた。

ユダは、イエスの弟子になって何を望んでいたのか。

v5 ユダは金が欲しかった。

土曜日  ベタニアで、マリアが、イエスに香油を注ぐ。

→ ヨハネ 12:3-6

v5 <「どうして、この香油を三百デナリで売って、貧しい人々に施さなかったのか。」

v6 <彼がこう言ったのは、貧しい人々のことを心にかけていたからではなく、彼が盗人で、金入れを預かりながら、そこに入っているものを盗んでいたからである。

v4

水曜日か。

→ マルコ 14:10 <さて、十二人の一人であるイスカリオテのユダは、祭司長たちのところへ行った。イエスを引き渡すためであった。

v11 <彼らは、それを聞いて喜び、金を与える約束をした。そこでユダは、どうすればイエスをうまく引き渡せるかと、その機をうかがっていた。

木曜日  最後の晩餐の席で、

→ ヨハネ 13:21-30 (新p212) 

イエスは、ユダをかばわれる。

ユダをご自分のそばに置き、最後まで愛される。

木曜日深夜 ユダが兵士たちを連れて来て、イエスは捕らえられる。

金曜日  議会で、イエスを死刑にする判決が出され、総督ピラトに引き渡す。

→ マタイ 27:3 <そのころ、イエスを売ったユダはイエスが死刑に定められたのを知って後悔し、銀貨三十枚を祭司長たちと長老たちに返して言った。

v4 <「私は無実の人の血を売って罪を犯しました。」しかし、彼らは言った。「われわれの知ったことか。自分で始末することだ。」> ・・・ 今週の聖句

v5 <そこで、彼は銀貨を神殿に投げ込んで立ち去った。そして出て行って首をつった。

※ペテロの悔い改め。

→ マタイ 26:75 <ペテロは、「鶏が鳴く前に、あなたは三度わたしを知らないと言います」と言われたイエスのことばを思い出した。そして、外に出て行って激しく泣いた。

なぜ、ユダが12弟子に選ばれたか?

→ テモテⅠ 2:4 <神は、すべての人が救われて、真理を知るようになることを望んでおられます。

→ テモテⅠ 2:6 <キリストは、すべての人の贖いの代価として、ご自分を与えてくださいました。これは、定められた時になされた証です。

私たちとサタン

→ テモテⅠ 3:6 <また、信者になったばかりの人であってはいけません。高慢になって、悪魔と同じさばきを受けることにならないためです。

→ テモテⅠ 3:7 <また、教会の外の人々にも評判の良い人でなければなりません。あざけられて、悪魔の罠におちいらないようにするためです。

→ ヤコブ 4:7 <ですから、神に従い、悪魔に対抗しなさい。そうすれば、悪魔はあなたがたから逃げ去ります。> 

→ コロサイ 1:13 <御父は、私たちを暗闇の力から救い出して、愛する御子のご支配の中に移してくださいました。

今週の聖句  マタイ 27:4 <「私は無実の人の血を売って罪を犯しました。」しかし、彼らは言った。「われわれの知ったことか。自分で始末することだ。」>