ルカ　１９：１１－２７　　　　　小牧ホープチャペル

 

「忠実なしもべとは」　　　　　藤野純一

 

テーマ　　忠実に生きるとはどういうことか。

状況　

ｖ１１　＜イエスがエルサレムの近くに来ていて、人々が神の国がすぐに表れると思っていたからである。＞

登場人物

イエス

ｖ１２　＜ある身分の高い人が遠い国に行った。王位を授かって戻ってくるためであった。＞

しもべたち

ｖ１３　＜彼は、しもべを十人呼んで、彼らに十ミナを与え、『私が帰って来るまで、これで商売をしなさい。』と言った。＞

＜しもべ＞　イエスに従う人。クリスチャン。

1人に、１ミナ　　約１００日分の労賃（約１００万円）

キリストを憎む人々　（多くのユダヤ人、パリサイ人など）

ｖ１４　＜その国の人は、彼を憎んでいた＞

＜『この人が私たちの王になるのを、私たちは望んでいません。』と伝えた。＞

しもべたちの評価　ｖ１６－２６

・良いしもべ　　ｖ１６－１９

ｖ１６　＜あなた様の一ミナで十ミナをもうけました。＞ ＝　「あなたの一ミナが、十ミナをもうけた。」

ｖ１７　＜ほんの小さなことに忠実だったから、＞

＜ほんの小さなこと＞　＝　「最も小さなこと」（最上級）

→　ルカ　１６：１０　＜最も小さなことに忠実な人は、大きなことにも忠実であり、最も小さなことに不忠実な人は、大きなことにも不忠実です。＞

　＜忠実＞ 　ピストス（形容詞）　≒　ピスティス（名詞）　「信仰」、「信頼」、

→　ピリピ　４：１３　＜私を強くしてくださる方によって、私はどんなことでもできるのです。＞

→　ピリピ　４：１2　＜私は、貧しくあることも知っており、富むことも知っています。満ち足りることにも飢えることにも、富むことにも乏しいことにも、ありとあらゆる境遇に対処する秘訣を心得ています。＞

人間とは何か？

→　創世記　１：２６－２７　＜神は仰せられた。「さあ、人をわれわれのかたちとして、われわれの似姿に造ろう。こうして彼らが、海の魚、家畜、地のすべてのもの、地の上を這うすべてのものを支配するようにしよう。」　ｖ２７　神は人をご自身のかたちとして創造された。神のかたちとして人を創造し、男と女に彼らを創造された。＞

・すばらしいご自身をはっきりと表わされるために、人間を創られた。

・ご自身の支配を地上で表されるために、人間を創られた。

→　マタイ　５：４８　＜ですから、あなたがたの天の父が完全であるように、完全でありなさい。＞

→　マタイ　６：３３　＜まず神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはすべて、それに加えて与えられます。＞

→　黙示録　２２：５　＜もはや夜がない。神である主が彼らを照らされるので、ともしびの光も太陽の光もいらない。彼らは世々限りなく王として治める。＞

＜十の町を支配する者になりなさい。＞

ｖ１８　＜あなた様の一ミナで五ミナをもうけました。＞

＜五つの町を治めなさい。＞

・悪いしもべ　　ｖ２０－２６

ｖ２０－２１　主人を信頼していない。

ｖ２２　＜私はおまえのことばによって、おまえをさばこう。＞

「私にはできません。自信がありません。どうしたらいいんでしょう。」と神さまに言えばいい。

→　ピリピ　４：６－７　＜何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。　ｖ７　そうすれば、すべての理解を超えた神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。＞

ｖ２３　＜銀行＞

ｖ２４　＜その一ミナをこの者から取り上げて、十ミナ持っている者に与えなさい。＞

ｖ２６　＜だれでも持っている者はさらに与えられ、持っていない者からは、持っている物までも取り上げられるのだ。＞

＜持っていない者からは、持っている物までも取り上げられるのだ。＞

イエス・キリストを望まなかった人々

ｖ２７　世の終わりのさばき、滅び

今週の聖句　ルカ　１９：１７　＜ほんの小さなことにも忠実だったから、十の町を支配する者になりなさい。＞

私たちが、小さなこと一つ一つを導いて、成し遂げてくださる主を信頼していくときに、主がご自身を私たちに豊かに表してくださる。そのようにして、主がご自身のすばらしさをさらに表してくださる私たちへと、導いてくださる。