あなたの愛はどこからどこへ
メッセージ:坪内貴代子宣教師
聖書:詩編1:1-3
今週の聖句:詩篇1篇2節
主のおしえを喜びとし昼も夜も そのおしえを口ずさむ人。
メッセージの要約
人は成長と共に心も豊かになるといいのですがなかなか難しいです。
詩篇(139:13,16)には神様が私たちを母の胎内で一人ひとりを創造し、一人ひとりをご存知でその人生を知っておられることが分かります。
そして、 神様が望まれる私たちの人生は詩篇1篇3節に記されています。 その人生を送るために注意すべきことが1:1に、それは悪を避けることです。 その秘訣は1:2に、主の教えを愛じ喜びその教えを常に思い巡らすごとです。
頭ではわかっても実際は難しいですよね。 .
では、 イエス様は人として歩まれた時、 どのようにされていたでしょうか。 病人を癒し、 目の見えない人が見えるようになったり、死人を生き返らせたりなど多くの奇跡を行われ、 そして神様について、 天国について語られました。
マルコの福音書からイエス様の力の源をみてみましょう。
1:35 イエス様は朝早く暗いうちに起きて寂しいところで祈っておられた。
イエス様の日々の力、人々への愛は祈りによって父なる神様との交わりがその源でした。神様から頂かれるその力と愛は、14:33~36に、十字架を前にして深く悩み、 悲しみの極限状態の中でも父なる神様の望む道を選択されて、私たちへの愛を示されました。そして、人類の身代わりとなって十字架にかかり、死なれ、三日日によみがえられたイエス様です。
私たちはこのイエス様を通して神様の愛をいただき神様と共に歩む人生に移されました。詩篇1:3にある「流れのほとりに植えられた木」です。
イエス樣の贖いによってヨハネ15:5には「わたし (イエス)はぶどうの木、あなたがた(神とともに歩む人)は枝です。」 とあります。
流れのほとりに植えられた木は充分な水によって青々と茂り豊かな実をつけます。イエス様というぶどうの木に接木された枝である私たちは葉を茂らせその先に豊かな実をつけているでしょうか。
葉や実を付けない枝や、枯れかけた葉や腐りかけている実をつけているとどうでしょう?その枝の姿は悲しいですね。
豊かな実をつける秘訣は詩篇1:2ですね。秘訣を知っていれば万事が上手くいくでしょうか?いいえ、一人で生きているのではありません。社会の中で様々な方々と暮らしています。ローマ12:18に人との望ましい関係が求められています。新解訳のようにはできません。少し誤訳だったところが訂正されて新解訳2017では「自分に関することについては、できる限り、すべての人と平和を保ちなさい。」
と。祈りつつみ教えを思い巡らせていても私たちには平和を築けないことがあります。 だから 「できる限り」 と入っています。人から誤解されで限まれることがあるかもしれません。 個性の違い等で上手くいかないこともあるでしょう。
意見が合わないことも。
あなたの成すべきことは神様とあなたとの関係を正しくして、その問題を神様に委ねて、後は神様にお任せしましょう。
あなたは、流れのほとりに植えられた木です。