2021年9月26日 藤野純一牧師
ダニエル 4:9-37 小牧ホープチャペル
「王を導かれる神」 藤野純一
神様が、バビロニア帝国の王、ネブカドネツァル(在位BC605年-562年)にすばらしいことをしてくださいました。その神様は、私たちにどのように働いてくださる方でしょうか。
v1 <ネブカドネツァル王から、全地に住むすべての民族、国民、言語の者たちへ。>
v2 <いと高き神が私に行われたしるしと奇跡を知らせることは、私の喜びとすることである。>
王の見た夢 v9-18
v9 <呪法師の長ベルテシャツァルよ(ダニエルの別名)、私は、聖なる神の霊がおまえにあり、どんな秘密もおまえには難しくないことを知っている。私の見た夢の幻はこうだ。その意味を言ってもらいたい。>
v10 <・・・中央に木があった。それは非常に高かった。>
v11 <その木は生長して強くなり、その高さは天に届いて、>
v12 <葉は美しく、実も豊かで、・・・野の獣・・・空の鳥が住み、>
v13 <・・・見よ、一人の見張りの者、聖なる者が天から降りて来・・・>
v14 <彼は力強く叫んで、・・・『その木を切り倒し>
v15 <ただしその根株は、・・・鎖をかけて・・・残せ。>
v16 <その心を、人間の心から変えて、獣の心をそれに与え、七つの時をその上に過ぎ行かせよ。>
v17 <この宣言は見張りの者たちの決定によるもの、この要請は聖なる者たちの決定によるもの、これは、いと高き方が人間の国を支配し、これをみこころにかなう者に与え、また人間の中の最も低い者をその上に立てることを、いのちある者たちが知るためである。』>
v18 <私ネブカドネツァル王が見た夢とはこれだ。ベルテシャツァルよ、おまえはその意味を述べよ。・・・おまえにはできる。おまえには、聖なる神の霊があるからだ。>
夢の意味 v19-27
v19 ダニエルは、<・・・驚きすくみ・・・動揺した。>
<・・・この夢があなたを憎む者に当てはまりますように。>
v22 <王よ、その木はあなたです。>
v23 <・・・『その木を切り倒し滅ぼせ。ただし、その根株は・・・残せ。彼を天の露にぬれさせて、七つの時がその上を過ぎ行くまで野の獣と青草を分け合うようにせよ。』>
v24 <王よ、・・・これは・・・いと高き方の決定です。>
v25 <あなたは人間の中から追い出され、野の獣とともに住み、牛のように草を食べて、天の露にぬれることになります。こうして、あなたの上を七つの時が過ぎ行き、ついにあなたは、いと高き方が人間の国を支配し、これをみこころにかなう者にお与えになることを知るようになります。>
v26 <木の根株は残せと命じられていますので、天が支配するということをあなたが知るようになれば、あなたの国はあなたのために堅く立つでしょう。>
王への勧め
v27 <・・・正しい行いによってあなたの罪を除き、また貧しい者をあわれんであなたの咎を除いてください。>
夢の実現 v28-33
v29 <十二か月たって、・・・>
v30 <「この大バビロンは、・・・私の威光を輝かすために、私が私の権力によって建てたものではないか。」>
v31 <・・・天から声があった。「ネブカドネツァル王よ、あなたに告げる。国はあなたから取り去られた。
v32 <あなたは人間の中から追い出され、野の獣とともに住み、牛のように草を食べるようになり、・・・七つの時が過ぎ行き、ついにあなたは、いと高き方が人間の国を支配し、これをみこころにかなう者にお与えになることを知るようになる。」>
v33 <このことばは、ただちにネブカドネツァルの上に成就した。・・・牛のように草を食べ、そのからだは天の露にぬれて、ついに、彼の髪の毛は鷲のように、爪は鳥のように伸びた。>
ネブカドネツァル王の病は? “boanthropy” と思える。 (牛人病)
→ ダニエル7:25 <一時>=「1年」 <七つの時>は、7年のよう。
夢の結果 v34-37
v34 <その期間が終わったとき、私ネブカドネツァルは目を上げて天を見た。>
<私はいと高き方をほめたたえ、永遠に生きる方を賛美し、ほめたたえた。>
<その主権は永遠の主権。>
v36 <・・・私の顧問や貴族たちに求められて、私は王位に戻り、こうして絶大な権威が私に加えられた。>
v37 <今、私ネブカドネツァルは、天の王を賛美し、あがめ、ほめたたえる。そのみわざはことごとく真実であり、その道は、正義である。また、高ぶって歩む者をへりくだらせることのできる方である。
v9 <呪法師の長ベルテシャツァルよ、私は、聖なる神の霊がおまえにあり、どんな秘密もおまえには難しくないことを知っている。私の見た夢の幻はこうだ。その意味を言ってもらいたい。>
今週の聖句 ダニエル 4:37 <今、私ネブカドネツァルは、天の王を賛美し、あがめ、ほめたたえる。そのみわざはことごとく真実であり、その道は、正義である。また、高ぶって歩む者をへりくだらせることのできる方である。>
実例
開業医の数藤さん
→ マルコ 2:17 <・・・イエスは彼らにこう言われた。「医者を必要とするのは、丈夫な人ではなく病人です。わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためです。>
2021年9月19日 藤野純一牧師
ダニエル 3:1-30 小牧ホープチャペル
「たとえそうでなくても」 藤野純一
ダニエル書の2600年ほど前の出来事を通して、神様がダニエルたちを通して、ご自身をどんなにすばらしい方として現されたのかを、見ていましょう。
v1 <ネブカドネツァル王> バビロニア帝国で、最も偉大な王(BC605年-562年)
<六十キュビト> 26メートル (8階建てのマンションの高さ)
v6 <ひれ伏して拝まない者はだれでも、即刻、火の燃える炉に投げ込まれる。>
v7 <・・・諸民族、諸国民、諸言語の者たちは、ひれ伏して、ネブカドネツァル王が建てた金の像を拝んだ。>
→ 出エジプト記 20:2 <「わたしは、あなたをエジプトの地、奴隷の家から導き出したあなたの神、主である。>
v3 <あなたには、わたし以外に、ほかの神があってはならない。>
v4 <あなたは自分のために偶像を作ってはならない。・・・>
v5 <それらを拝んではならない。それらに仕えてはならない。>
v8 <・・・この機会に、あるカルデヤ人たちが進み出て、ユダヤ人たちを中傷して言った。>
v12 <あなたがバビロン州の行政をつかさどらせた何人かのユダヤ人がおります。シャデラク、メシャク、アベデ・ネゴです。王よ。この者たちはあなたを無視して、あなたの神々に仕えず、>
<お建てになった金の像を拝みもいたしません。>
v13 <ネブカドネツァルは怒り狂い、>
v15 <・・・もし拝まないなら、おまえたちは、即刻、火の燃える炉に投げ込まれる。どの神が、私の手からおまえたちを救い出せるだろうか。>
v16 <・・・ネブカドネツァル王よ、このことについて私たちはお答えする必要はありません。>
v17 <もし、そうなれば、私たちが仕える神は、火の燃える炉から私たちを救い出すことができます。王よ、あなたの手からでも救い出します。>
v18 <しかし、たとえそうでなくても、王よ、ご承知ください。私たちはあなたの神々には仕えず、あなたが建てた金の像を拝むこともしません。>
v19 <すると、ネブカドネツァルは怒りに満ち>
<炉を普通より七倍熱くするように命じた。>
v24 ところが、炉の中で、びっくりするようなことが起こっているわけですね。
<王は驚いて急に立ち上がり>
<われわれは三人の者を縛って火の中に投げ込んだのではなかったか。>
v25 <だが、私には、火の中を縄を解かれて歩いている四人の者が見える。・・・第四の者の姿は神々の子のようだ。>
<神々の子>とは?
v28 <ほむべきかな、シャデラク、メシャク、アベデ・ネゴの神。神は御使いを送って、このしもべたちを救い出された。王の命令に背いて、自分たちのからだを差し出しても神に信頼し、自分たちの神のほかはどんな神にも仕えず、また拝まないこの者たちを。>
v29 <それゆえ、私は命令する。諸民族、諸国民、諸言語の者のうち、シャデラク、メシャク、アベデ・ネゴの神に対して不敬なことを口にする者はだれでも、八つ裂きにされ、その家はごみの山とされる。このように救い出すことのできる神は、ほかにないからだ。>
今週の聖句 ダニエル 3:18 <しかし、たとえそうでなくても、王よ、ご承知ください。私たちはあなたの神々には仕えず、あなたが建てた金の像を拝むこともしません。>
実例 安利淑(アン・イスク)著 『たといそうでなくても』
自分の信仰に自信がないのなら、どうすればいいのでしょうか?
→ 詩篇32:10 <悪しき者は心の痛みが多い。しかし 主に信頼する者は 恵みがその人を囲んでいる。>
→ エペソ 2:6 <神はまた、キリスト・イエスにあって、私たちをともによみがえらせ、ともに天上に座らせてくださいました。>
→ エペソ 2:10 <実に私たちは神の作品であって、良い行いをするために、キリスト・イエスにあって造られたのです。神は私たちが良い行いに歩むように、その良い行いをあらかじめ備えてくださったのです。>
2021年9月12日 井上魏洋兄
2021年9月12日 メッセージアウトライン 井上魏洋
タイトル:私たちは誰に聞き従っているでしょうか
聖書箇所:使徒の働き 5章27節~42節
ポイント:時代とともに、また、環境や周囲の状況とともに変わっていく人に従うのではなく、
いつまでも変わることのない神に、神の言葉に従ってゆくことこそ、闇の中を歩むこ
とがなく、神が期待する歩み、平安な人生を送る秘訣なのです。
今週の聖句:「人に従うより、神に従うべきです」 使徒の働き 5章29節
1,展開
・大祭司の尋問とペテロと使徒たちの弁明
27節~28節
尋問の内容
29節
ペテロと使徒たちの弁明「人に従うより、神に従うべきです」
30節~32節
使徒たちの宣教の基本的な形と神に従うべき理由
33節
怒り狂うサドカイ人
34節
「ところが」の意味
パリサイ人ガマリエルの調停
35節~37節
テウダとユダの反乱を例に慎重な判断を勧める
38節~39節
ガマリエルの勧告により鎮められる議員
「神に敵対する」「神に背く」
「命のビザ」
40節
使徒たちの解放
41節~42節
喜びながら最高法院をでて再び宣教を始めた使徒たち
マタイ5:11~12
わたしのために人々があなたがたをののしり、迫害し、ありもしないことで悪口
を浴びせるとき、あなたがたは幸いです。喜びなさい。大いに喜びなさい。天に
おいてあなたがたの報いは大きいのですから。
ペテロⅠ4:13~14
むしろ、キリストの苦難にあずかればあずかるほど、いっそう喜びなさい。キリ
ストの栄光が現れるときにも、歓喜にあふれて喜ぶためです。もしキリストの名
のためにののしられるなら、あなたがたは幸いです。栄光の御霊、すなわち神の
御霊が、あなたがたの上にとどまってくださるからです。
2.真理と適用
(1)人に従うとは
・神に従うことの難しさと「肉のわざ」
ガラテヤ5:19~21
肉のわざは明らかです。すなわち、淫らな行い、汚れ、好色、偶像礼拝、魔術、敵意、
争い、そねみ、憤り、党派心、分裂、分派、ねたみ、泥酔、遊興、そういった類のも
のです。
(2)神に従うとは
・揺るぎのない信頼関係
使徒4:12
この方以外には、だれによっても救いはありません。天の下ではこの御名のほかに、
私たちが救われるべき名は人間に与えられていないからです。
ヘブル13:8
イエス・キリストは、昨日も今日も、とこしえに変わることがありません。
・パラリンピックの障害者とガイドの絆
(3)従うべきは神
・神に従う人生を送るための備え
テモテⅡ3:16~17
聖書はすべて神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練のために有益です。
神の人がすべての良い働きにふさわしく、十分に整えられた者となるためです。
ヘブル12:2
信仰の創始者であり完成者であるイエスから、目を離さないでいなさい。
コリントⅠ15:3
私があなたがたに最も大切なこととして伝えたのは、私も受けたことであって、次の
ことです。キリストは、聖書に書いてあるとおりに、私たちの罪のために死なれたこ
と、また、葬られたこと、また、聖書に書いてあるとおりに、三日目によみがえられ
たこと、
3.結論
時代とともに、また、環境や周囲の状況とともに変わっていく人に従うのではなく、いつ
までも変わることのない神に、神の言葉に従ってゆくことこそ、闇の中を歩むことがなく、
神が期待する歩み、平安な人生を送る秘訣なのです。
ヨハネ8:12
イエスは再び人々に語られた。「わたしは世の光です。わたしに従う者は、決して闇
の中を歩むことがなく、いのちの光を持ちます。」
弱い私たちであっても、神に従おうとする者を神は助けてくれるのです。神が神の光を照
らしてくださるので、その結果、ますます神に従いやすくなるのです。
神は、私たちがもっともっと神に信頼しゆだねることをいつも待っておられるのです。
2021年9月5日 藤野純一牧師
ダニエル 2:1-5、11-19、27-45 小牧ホープチャペル
「王の夢」 藤野純一
v1 <ネブカドネツァルの治世の第二年に> BC603年-602年
人間の対応 v2-12
v2 <そこで王は命令を出し、呪法師、呪文師、呪術者、カルデア人を呼んで、王にその夢の意味を告げるように命じた。>
v5 <・・・私の言うことは絶対である。もし、おまえたちが私にその夢とその意味を告げることができなければ、おまえたちは手足をばらばらにされ、おまえたちの家はごみの山となる。>
v12 <・・・バビロンの知者をすべて滅ぼせ>
神の知恵をいただいた人の対応 v13-30
v14 <ダニエルは、バビロンの知者たちを殺すためにやって来た王の親衛隊長アルヨクに、知恵と思慮深さをもって応対した。>
→ 1:9 <神は、ダニエルが宦官の長の前に恵みとあわれみを受けられるようにされた。>
v16 <そこでダニエルは王のところに行き、王にその夢の意味を示すため、しばらくの時を与えてくれるように願った。>
v19 <そのとき、夜の幻のうちにこの秘密がダニエルに明らかにされた。ダニエルは天の神をほめたたえた。>
v20-21 <・・・「知恵と力は神のもの。神は季節と時を変え、王を廃し、王を立てる。知恵を授けて賢者とし、知識を授けて悟りのある者とされる。>
v27 <ダニエルは王に答えた。「王が求めておられる秘密を王にお示しすることは、知者や、呪文師、呪法師、占星術師などにはできません。>
v28 <しかし天に秘密を明らかするひとりの神がおられます。この方が、終わりの日に起こることをネブカドネツァル王に示されたのです。>
v30 <・・・私に知恵があるからではなく、その意味を王に告げられることによって、あなたの心の思いをご自身がお知りになるためです。>
夢の内容 v31-35
(ダニエル書の図表を参考に。お持ちでなければ、どなたにでも、郵送させていただきます。藤野
070-4566-5121、junichifujino@gmail.com)
v31 <・・・一つの巨大な像・・・異常な輝きを放って・・・その姿は恐ろしい>
v32 <頭は純金> ・・・ ①
<胸と両腕は銀> ・・・ ②
<腹とももは青銅> ・・・ ③
v33 <すねは鉄、足は一部が鉄、一部が粘土> ・・・ ④+④′
v34 <・・・一つの石が人手によらずに切り出され、その像の鉄と粘土の足を打ち、これを粉々に砕きました。>
v35 <・・・その像を打った石は大きな山となって全土をおおいました。>
夢の意味 v36-45
v37-38 <王の王である王よ。天の神はあなたに国と権威と力と栄誉を授け・・・あなたはあの金の頭です。>
→ ① 第一の国 バビロニア帝国(BC625年~538年) ※『聖書 新改訳2017』巻末地図7参照
v39 <あなたの後に、あなたより劣るもう一つの国が起こり、>
→ ② 第二の国 ペルシア帝国(BC550年~330年)+メディア=メド・ペルシア
※『聖書 新改訳2017』巻末地図8参照
<その次の第三の青銅の国が全地を治めるようになります。>
→ ③ 第三の国 ギリシャ帝国(BC334年アレクサンドロス大王の東征~323年死亡で4分割
~BC63年セレウコス朝滅亡) ※『聖書 新改訳2017』巻末地図8参照
v40 <第四の王国ですが、それは鉄のように強い国です。鉄はすべてのものを砕いてつぶしますが、その国は、打ち砕く鉄のように、先の国々をすべて粉々に砕いてしまいます。>
→ ④ 第四の国 ローマ帝国(BC63年 シリアがローマの属州になる)
※『聖書 新改訳2017』巻末地図13参照
v41 <あなたがご覧になった足と足の指は、その一部が陶器師の粘土、一部が鉄でしたが、それは分裂した国のことです。その国にはある程度までは鉄の強さもありますが、あなたがご覧になったように、その鉄は粘土と混じり合っています。>
v42 <その足の指が一部は鉄、一部は粘土であったように、その国は一部は強く、一部はもろいでしょう。>
v43 <鉄と粘土が混じり合っているのをあなたがご覧になったように、それらは子孫の間で互いに混じり合うでしょう。しかし、鉄が粘土と混じり合わないように、それらが互いに団結することはありません。>
→ ④′第四の国の後継 ローマ帝国の後継(地中海岸、ヨーロッパの国々)
人手によらずに切り出された石の意味 v44-47
v44 <この王たちの時代に、天の神は一つの国を起こされます。その国は永遠に滅ぼされることがなく、その国はほかの民に渡されず、反対にこれらの国々をことごとく打ち砕いて、滅ぼし尽くします。しかし、この国は永遠に続きます。>
v45 <・・・大いなる神が、これから後に起こることを王に告げられたのです。その夢は正夢で、その意味も確かです。>
v47 <・・・あなたがこの秘密を明らかにすることができたからには、あなたがたの神こそ、神々の中の神、王たちの主、また秘密を明らかにする方であるに違いない。>
今週の聖句 ダニエル 2:44 <この王たちの時代に、天の神は一つの国を起こされます。その国は永遠に滅ぼされることがなく、その国はほかの民に渡されず、反対にこれらの国々をことごとく打ち砕いて、滅ぼし尽くします。しかし、この国は永遠に続きます。>
2021年8月29日 藤野純一牧師
ダニエル 1:1-21 小牧ホープチャペル
「祝福の秘訣」 藤野純一
※ ダニエル書の図表(2章からよく使います)と、A3版の『旧約聖書の王と預言者年代図表』を参考にしてください。
祝福の秘訣1 困った状況 v1-7
① バビロン捕囚 v1-2
v1 <ユダの王エホヤキムの治世の第三年に、バビロンの王ネブカドネツァルがエルサレムに来て、これを包囲した。>
→ 紀元前605年 (約2600年前)
バビロン捕囚
始まり (3回に分けて捕囚) 紀元前605年、597年、586年(エルサレム陥落)
終わり 536年(解放 → 帰還) 予言通り70年間。(エレミヤ25:11)
v2 <主は、ユダの王エホヤキムと、神の宮の器の一部を彼の手に渡された。>
<主は、・・・彼(ネブカドネツァル)の手に渡された。>
主がバビロン捕囚を許された、直接の理由
・出エジプト以来、王も多くの国民も、まことの神を礼拝するより、偶像礼拝に向かっていった。
・ある王たちは、無実の民の血を多く流した。(→ Ⅱ列王記 24:1-4)
② ダニエルたちの処遇 v3-7
v7 <別の名前をつけた。>
バビロン風の名前をつけた。
<ダニエル> 「神は私の審判者」 → <ベルテシャツァル> 「女神よ。王の命を守り給え」
<ハナンヤ> 「ヤハウェは恵み深い」 → <シャデラク> 「私は恐れている(神々を)」
<ミシャエル> 「だれが神のようであろうか」 → <メシャク> 「私は卑しい者(神々の前に)」
<アザルヤ> 「ヤハウェは助けた」 → <アベデ・ネゴ> 「ネボのしもべ」
祝福の秘訣2 どう行動するか v8-16
v8 <王が食べるごちそうや王が飲むぶどう酒で身を汚すまいと心に定めた。>
→ 出エジプト記 34:15 <あなたはその地の住民と契約を結ばないようにせよ。彼らは自分たちの神々と淫行(偶像礼拝)をし、自分たちの神々にいけにえを献げ、あなたを招く。あなたは、そのいけにえを食べるようになる。>
→ 箴言20:1 <ぶどう酒は嘲る者。強い酒は騒ぎ立てる者。これにおぼれる者はみな、知恵がない。>
<宦官の長に願うことにした。>
v9 <神は、ダニエルが宦官の長の前に恵みとあわれみを受けられるようにされた。>
v10 <宦官の長はダニエルに言った。「私は、あなたがたの食べ物と飲み物を定めた王を恐れている。あなたがたの顔色が同年輩の少年たちよりもすぐれないのを王がご覧になるのはよいことだろうか。あなたがたのせいで、私は王に首を差し出さなければならなくなる。」>
v11 <そこで、ダニエルは宦官の長がダニエル、ハナンヤ、ミシャエル、アザルヤのために任命した世話役に言った。>
v12 <「どうか十日間、しもべたちを試してください。私たちに野菜を与えて食べさせ、水を与えて飲ませてください。>
v13 <このようにして、私たちの顔色と、王が食べるごちそうを食べている少年たちの顔色を見比べて、あなたの見るところにしたがって、このしもべたちを扱ってください。>
注 <野菜> 原語では「蒔かれた物」という意味 → 種を蒔いた、穀物や豆類も含まれる。
v14 <世話役は彼らのこの申し出を聞き入れ、十日間、彼らを試した。>
v15 <十日が終わると、彼らは、王が食べるごちそうを食べているどの少年よりも顔色がよく、からだつきも良かった。>
v16 <そこで世話役は、彼らが食べるはずだったごちそうと、飲むはずだったぶどう酒を取り下げ、彼らに野菜を与えることにした。>
実例 三谷康人さん
祝福の秘訣3 神は必要な力を与えられる v17-21
v17 <神はこの四人の少年に、知識と、あらゆる文学を理解する力と、知恵を授けられた。ダニエルは、すべての幻と夢を解くことができた。>
v20 <王は、知恵と悟りに関わる事柄を彼らに尋ねたが、彼らがそのすべてにおいて、国中のどんな呪法師、呪文師よりも十倍もまさっていることが明らかになった。>
→ 申命記 18:10-11 <あなたのうちに、自分の息子、娘に火の中を通らせる者、占いをする者、卜者、まじない師、呪術者、呪文を唱える者、霊媒をする者、口寄せ、死者に伺いを立てる者があってはならない。>
→ サムエルⅠ 2:30 <わたしを重んじる者をわたしは重んじ、>
私たちがよくしがちな言い訳
・「状況がこうだから、仕方がない。」
・「私はできることはやっている。これ以上どうしようもない。」
・「ダニエルたちはすごい。私にはそこまでの信仰はない。」
・「今までの私の人生で、大きな失敗をしてきた。だから私には負い目がある。」
今週の聖句 ペテロⅠ 5:10 <あらゆる恵みに満ちた神、すなわち、あなたがたをキリストにあって永遠の栄光の中に招き入れてくださった神ご自身が、あなたがたをしばらくの苦しみの後で回復させ、堅く立たせ、強くし、不動の者としてくださいます。> [2021年の教会標語]
2021年8月22日坪内貴代子宣教師
2021年7月11日マーク・ケイン宣教師
2021年7月4日 藤野純一牧師
ヨハネⅠ 4:13-21 小牧ホープチャペル
「全き愛」
藤野純一
テーマ 神は私たちをどのくらい愛で満たしてくださるのでしょう。イエスご自身と同じくらいにです。その神の愛を信頼していきましょう。
今週の聖句 ヨハネⅠ 4:16-17 <神は愛です。愛のうちにとどまる人は神のうちにとどまり、神もその人のうちにとどまっておられます。こうして、愛が私たちにあって全うされました。>
v13-16 神の愛をどのように知ることができるか。
v13 <神が私たちに御霊を与えてくださったことによって、私たちが神のうちにとどまり、神も私たちのうちにとどまっておられることが分かります。>
→ エペソ 1:13 <このキリストにあって、あなたがたもまた、真理のことば、あなたがたの救いの福音を聞いてそれを信じたことにより、約束の聖霊によって証印を押されました。>
v14 <私たちは、御父が御子を世の救い主として遣わされたのを見て、その証しをしています。>
→ ヨハネⅠ 4:10 <私たちが神を愛したのではなく、神が私たちを愛し、私たちの罪のために、宥めのささげ物としての御子を遣わされました。ここに愛があるのです。>
v15 <だれでも、イエスが神の御子であると告白するなら、神はその人のうちにとどまり、その人も神のうちにとどまっています。>
v16 <私たちは自分たちに対する神の愛を知り、また信じています。>
<神は愛です。愛のうちにとどまる人は神のうちにとどまり、神もその人のうちにとどまっておられます。>
v17-18 全うされた愛
<ですから、私たちはさばきの日に確信を持つことができます。>
<この世において、私たちもキリストと同じようであるからです。>
→ ヨハネ 5:19 <・・・まことに、まことに、あなたがたに言います。子は、父がしておられることを見て行う以外には、自分から何も行うことはできません。すべて父がなさることを、子も同様に行うのです。>
→ ヨハネ 14:10 <わたしが父のうちにいて、父がわたしのうちにおられることを、信じていないのですか。>
<わたしがあなたがたに言うことばは、自分から話しているのではありません。わたしのうちにおられる父が、ご自分のわざを行っておられるのです。>
→ エペソ 2:10 <実に、私たちは神の作品であって、良い行いをするためにキリスト・イエスにあって造られたのです。神は、私たちが良い行いに歩むように、その良い行いをあらかじめ備えてくださいました。>
v18 <愛には恐れがありません。全き愛は恐れを締め出します。>
<恐れには罰が伴い>
<恐れる者は、愛において全きものとなっていないのです。>
v19-21 全うされた愛で愛する。
v19 <私たちは愛しています。神がまず私たちを愛してくださったからです。>
v20 <神を愛すると言いながら兄弟を憎んでいるなら、その人は偽り者です。>
<憎む> (ギリシャ語) = 嫌う、少なく愛する。
v21 <神を愛する者は兄弟も愛すべきです。私たちはこの命令を神から受けています。>
祈り
2021年6月27日 藤野純一牧師
ヨハネⅠ 4:1-12 小牧ホープチャペル
「神の愛が示された」 藤野純一
テーマ 神の愛が、私たちのうちに全うされていくのです。
今週の聖句 ヨハネⅠ 4:12 <いまだかつて神を見た者はいません。私たちが互いに愛し合うなら、神は私たちのうちにとどまり、神の愛が私たちのうちに全うされるのです。>
神からの霊 と この世の霊 v1-3
v1 <霊をすべて信じてはいけません。偽預言者がたくさん世に出て来たので、その霊が神からのものかどうか、吟味しなさい。>
v2 <神からの霊は、このようにして分かります。人となって来られたイエス・キリストを告白する霊はみな、神からのものです。>
<イエス・キリスト> = 「イエスはキリストである」という意味。
v3 <イエスを告白しない霊はみな、神からのものではありません。それは反キリストの霊です。>
神からの者 と この世の者 v4-6
v4 <子どもたち。あなたがたは神から出た者であり、彼らに勝ちました。>
<あなたがたのうちにおられる方は、この世にいる者よりも偉大だからです。>
→ エペソ 1:13 <このキリストにあって、あなたがたもまた、真理のことば、あなたがたの救いの福音を聞いてそれを信じたことにより、約束の聖霊によって証印を押されました。>
→ ヨハネⅠ 4:13 <神が私たちに御霊を与えてくださったことによって、私たちが神のうちにとどまり、神も私たちのうちにとどまっておられることが分かります。>
v5 <彼らはこの世の者です。>
→ エペソ 2:1-2 <あなたがたは自分の背きと罪の中に死んでいた者であり、かつては、それらの罪の中にあってこの世の流れに従い、空中の権威を持つ支配者、すなわち、不従順の子らの中に今も働いている霊に従って歩んでいました。>
<ですから、世のことを話し、世も彼らの言うことを聞きます。>
v6 <私たちは神から出た者です。>
<神を知っている者は私たちの言うことを聞き、神から出ていない者は私たちの言うことを聞きません。>
愛は神から出ている v7-12
v7
<愛する者たち。愛し合いましょう。>
<愛は神から出ているのです。>
v8 <愛のない者は神を知りません。神は愛だからです。>
v9 <神はそのひとり子を世に遣わし、その方によって私たちにいのちを得させてくださいました。>
<それによって神の愛が私たちに示された>
v10 <私たちが神を愛したのではなく、神が私たちを愛し、私たちの罪のために、宥めのささげ物としての御子を遣わされました。ここに愛があるのです。>
v11 <神がこれほどまでに私たちを愛してくださったのなら、私たちもまた、互いに愛し合うべきです。
v12 <いまだかつて神を見た者はいません。私たちが互いに愛し合うなら、神は私たちのうちにとどまり、神の愛が私たちのうちに全うされるのです。>
→ ヨハネⅠ 1:7 <もし私たちが、神が光の中におられるように、光の中を歩んでいるなら、互いに交わりを持ち、御子イエスの血がすべての罪から私たちをきよめてくださいます。>
祈り
あなたの愛が、私たちの中に満ちていきますように。私たちが、いつも愛の目で、まわりの人を見ていくことができますように。そして、人々が、私たち自身が、神の愛を見て、経験していくことができますように。
2021年6月20日 藤野純一牧師
ヨハネⅠ 3:11-18 小牧ホープチャペル
「兄弟を愛する」 藤野純一
テーマ クリスチャンはまず身近な人から、神の愛で、愛するべき。永遠のいのちはそのために与えられている。しかし、この世は自己中心で、神から離れたままで自分を大事にし、自分に不都合な者を憎んで(少なく愛して)いく。
今週の聖句 ヨハネⅠ 3:16 <キリストは私たちのために、ご自分のいのちを捨ててくださいました。それによって私たちに愛が分かったのです。ですから、私たちも兄弟のために、いのちを捨てるべきです。>
大切な命令 v11
v11 <互いに愛し合うべきであること>
カインの失敗例 v12-13
v12 <カインのようになってはいけません。>とは?
<彼は悪い者から出た者で、自分の兄弟を殺しました。>
<なぜ殺したのでしょうか。自分の行いが悪く、兄弟の行いが正しかったからです。>
→ 創世記 4:1-14
v2 <・・・アベルは羊を飼う者となり、カインは大地を耕す者となった。>
v3 <しばらく時が過ぎて、カインは、大地の実りを主へのささげ物として持って来た。>
v4 <アベルもまた、自分の羊の中から、肥えたものを持って来た。主はアベルとそのささげ物に目を留められた。>
v5 <しかし、カインとそのささげ物に目を留められなかった。それでカインは激しく怒り、顔を伏せた。>
v6 <主はカインに言われた。「なぜ、あなたは怒っているのか。なぜ顔を伏せているのか。>
v7 <もしあなたが良いことをしているのなら、受け入れられる。しかし、もし良いことをしていないのであれば、戸口で罪が待ち伏せている。罪はあなたを恋い慕うが、あなたはそれを治めなければならない。」>
v8 <カインは弟アベルを誘い出した。二人が野にいたとき、カインは弟アベルに襲いかかって殺した。>
v9 <主はカインに言われた。「あなたの弟アベルは、どこにいるのか。」 カインは言った。「私は知りません。私は弟の番人なのでしょうか。」>
v10 <主は言われた。「いったい、あなたは何ということをしたのか。声がする。あなたの弟の血が、その大地からわたしに向かって叫んでいる。>
v11 <今や、あなたはのろわれている。そして、口を開けてあなたの手から弟の血を受けた大地から、あなたは追い出される。>
v13 <カインは主に言った。「私の咎は大きすぎて、負いきれません。>
v14 <・・・私を見つけた人は、だれでも私を殺すでしょう。」>
v15 <・・・主は、彼を見つけた人が、だれも彼を打ち殺すことのないように、カインに一つのしるしをつけられた。>
実例
カインの問題 心が、神様の方を向いていない。
v13 <兄弟たち。世があなたがたを憎んでも、驚いてはいけません。>
兄弟を愛せるようになるために v14-18
v14 <私たちは、自分が死からいのちに移ったことを知っています。兄弟を愛しているからです。>
<愛さない者は死のうちにとどまっています。>
v15 <兄弟を憎む者はみな、人殺しです。>
<憎む> (ギリシャ語) = 嫌う、少なく愛する。
<だれでも人を殺す者に、永遠のいのちがとどまることはありません。>
⇒ 「永遠のいのちを持っているなら、自分と同じように人を愛せるはずですよ。」
v16 <キリストは私たちのために、ご自分のいのちを捨ててくださいました。それによって私たちに愛が分かったのです。ですから、私たちも兄弟のために、いのちを捨てるべきです。>
聖書が<いのち>と訳していることば
「ゾーエー」 神のいのち、永遠のいのち、
「プシュケー」 自我、自分自身、肉体のいのち、
v17 <この世の財を持ちながら自分の兄弟が困っているのを見ても、その人に対してあわれみの心を閉ざすような者に、どうして神の愛がとどまっているでしょうか。>
v18 <子どもたち。私たちは、ことばや口先だけではなく、行いと真実をもって愛しましょう。>
→ ヨハネⅠ 1:7 <もし私たちが、神が光の中におられるように、光の中を歩んでいるなら、互いに交わりを持ち、御子イエスの血がすべての罪から私たちをきよめてくださいます。>
2021年6月13日 マーク・ケイン宣教師
2021年6月6日 藤野純一牧師
ヨハネⅠ 3:1-10 小牧ホープチャペル
「クリスチャンは神のこども」 藤野純一
テーマ クリスチャンは、キリストを信じて、罪を赦され、神のこどもとされている。神が、ご自身の性質を表してくださり、神とともに歩み、罪から守られ、人々を愛して祈る者に、神が変えてくださる。
神の子どもとは? v1
v1 <神の子ども>とは?
<私たちが神の子どもと呼ばれるために、御父がどんなにすばらしい愛を与えてくださったかを、考えなさい。>
→ 4:9 <神はそのひとり子を世に遣わし、その方によって 私たちにいのちを得させてくださいました。それによって 神の愛が私たちに示されたのです。>
→ 4:10 <私たちが神を愛したのではなく、神が私たちを愛し、私たちの罪のために、宥めのささげ物としての御子を遣わされました。ここに愛があるのです。>
<事実、私たちは神の子どもです。世が私たちを知らないのは、御父を知らないからです。>
神の子どもは、キリストに似た者になる v2-3
v2 <愛する者たち、私たちは今すでに神の子どもです。>
<やがてどのようになるのか。まだ明らかにされていません。しかし、私たちは、キリストが現れたときに、キリストに似た者になることは知っています。キリストをありのままに見るからです。>
v3 <キリストにこの望みを置いているものはみな、キリストが清い方であるように、自分を清くします。
神の子どもと罪の解決 v4-10
v4 <罪を犯している者はみな、律法に違反しています。罪とは律法に違反することです。>
<律法>= 「神様が定めておられる基準」 = 「神様ご自身の性質」
たとえば、律法の一番中心とも言えるような、大切な戒めは、
→ マタイ 22:39 <『あなたの隣人を自分自身のように愛しなさい』>
v5 <キリストは罪を取り除くために現れたのであり、この方のうちに罪はありません。>
v6 <キリストにとどまる者はだれも、罪を犯しません。>
→ 1:8 <もし自分には罪がないと言うなら、私たちは自分自身を欺いており、私たちのうちに真理はありません。>
<罪を犯す者はだれも、キリストを見たこともなく、知ってもいません。>
v7 <義を行う者は、キリストが正しい方であるように、正しい人です。>
v8 <罪を犯している者は、悪魔から出た者です。悪魔は初めから罪を犯しているからです。>
→ 黙示録 12:10 <・・・私たちの兄弟たちの告発者、昼も夜も私たちの神の御前で訴える者>
→ 黙示録 12:11 <兄弟たちは、子羊の血と、自分たちの証しのことばのゆえに竜に打ち勝った。>
<その悪魔のわざを打ち破るために、神の御子が現れました。>
→ 1:7 <もし私たちが、神が光の中におられるように、光の中を歩んでいるなら、互いに交わりを持ち、御子イエスの血がすべての罪から私たちをきよめてくださいます。>
v9 <神から生まれた者はだれも、罪を犯しません。神の種がその人のうちにとどまっているからです。
<その人は神から生まれたので、罪を犯すことができないのです。>
<神の種がその人のうちにとどまっているからです。>
v10 <このことによって、神の子どもと悪魔の子どもの区別がはっきりします。>
<神の子ども>
→ 1:9 <もし私たちが自分の罪を告白するなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、私たちをすべての不義からきよめてくださいます。>
<もし私たちが自分の罪を告白するなら、>
<自分の>=「私たちの」(ギリシャ語では)
⇒ <もし私たちが私たちの罪を告白するなら、> (原語に近い訳)
「自分の罪は、自分で告白しなければだめだ。」 ・・・・・・ X
「他の人がとりなしの祈りをすることで、本人が悔い改めに導かれる。」 ・・・ ○
<悪魔の子ども>
<義を行わない者はだれであれ、神から出た者ではありません。>
今週の聖句 ヨハネⅠ 3:2 <愛する者たち、私たちは今すでに神の子どもです。やがてどのようになるのか、まだ明らかにされていません。しかし、私たちは、キリストが現れたときに、キリストに似た者になることは知っています。キリストをありのままに見るからです。>
2021年5月30日 藤野純一牧師
ヨハネⅠ 2:18-29 小牧ホープチャペル
「永遠のいのちで生きる」 藤野純一
テーマ イエス・キリストを信じたら、だれにでも与えられる永遠のいのちは、罪が赦されて天国に行けるだけでなく、御子イエスと父なる神のうちに自分がとどまり、神が愛しておられる人々を自分も同じように愛することができるようにしてくださる。そして、私たちが、すべての罪から絶えずきよめられている。それが永遠のいのちによって生きるということ。
福音に反対する多くの人がまわりにいるときに、クリスチャンは、どのように生きていったらよいか。
まわりの状況: 反キリストが現れている v18-19
v18 <幼子たち> すべての人(クリスチャン)を指している。
<今や多くの反キリストが現れています。>
v19 <彼らは私たちの中から出て行きましたが、もともと私たちの仲間ではなかったのです。>
<もし、仲間であったなら、私たちのもとに、とどまっていたでしょう。しかし、出て行ったのは、彼らがみな私たちの仲間でなかったことが明らかにされるためだったのです。>
クリスチャンは、真理を知っている v20-21
v20 <あなたがたには聖なる方からの注ぎの油があるので、みな真理を知っています。>
v21 <あなたがたが・・・真理を知っているからです。>
まわりの状況: 反キリストとは v22-23
v22 <偽り者とは、イエスがキリストであることを否定する者でなくてだれでしょう。御父と御子を否定する者、それが反キリストです。>
v23 <だれでも御子を否定する者は御父を持たず、御子を告白する者は御父も持っているのです。>
→ ヨハネ 14:6 <イエスは彼に言われた。「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれも父のみもとに行くことはできません。」>
<御子を告白する者は御父も持っているのです。>
v18 <今や多くの反キリストが現れています。>
という中で、クリスチャンはどうしたらいいのでしょう。
クリスチャンは、キリストのうちにとどまれ v24-28
v24 <初めから聞いていることを自分のうちにとどまらせなさい。>
<初めから聞いていること>とは?
→ 3:11 <互いに愛し合うべきであること、それが、あなたがたが初めから聞いている使信です。
→ 2:7 <愛する者たち。私があなたがたに書いているのは、新しい命令ではなく、あなたがたが初めから持っていた古い命令です。その古い命令とは、あなたがたがすでに聞いているみことばです。>
→ 2:9 <光の中にいると言いながら自分の兄弟を憎んでいる人は、今でもまだ闇の中にいるのです。>
→ 2:10 <自分の兄弟を愛している人は光の中にとどまり、その人のうちにはつまずきがありません。>
<自分の兄弟を憎んでいる人>は、光の中にいることを経験できませんよ!
<憎む> (ギリシャ語) = 嫌う、愛を遅らせる、少なく愛する。
+ ② =
→ マタイ 22:39 <『あなたの隣人を自分自身のように愛しなさい』という第二の戒めも、それと 同じように重要です。>
今週の聖句 → ヨハネⅠ 1:7 <もし私たちが、神が光の中におられるように、光の中を歩んでいるなら、互いに交わりを保ち、御子イエスの血がすべての罪から私たちをきよめてくださいます。>
<あなたがたは、初めから聞いていることを自分のうちにとどまらせなさい。>
<もし初めから聞いていることがとどまっているなら、あなたがたも御子と御父のうちにとどまります。>
v25 <これこそ、御子が私たちに約束してくださったもの、永遠のいのちです。>
→ ヨハネ 3:16 <神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。>
v27 <あなたがたのうちには、御子から受けた注ぎの油がとどまっているので、だれからも教えを受ける必要がありません。>
<注ぎの油> 私たちに宿っておられる聖霊が、直接に私たちを導いてくださるということ。
<その注ぎの油が、すべてについてあなたがたを教えてくれます。>
<それは真理であって偽りではありませんから、あなたがたは教えられたとおり、御子のうちにとどまりなさい。>
v28 <子どもたち、キリストのうちにとどまりなさい。>
2021年5月23日 坪内貴代子宣教師
2021年5月16日 藤野純一牧師
ヨハネⅠ 2:12-17 小牧ホープチャペル
「神を知るとは?」 藤野純一
テーマ イエス・キリストを信じると、罪が赦され、神を、いつもともにいてくださる親しい方として、知るようになります。その神が、私たちを神のみことばによって導き、ご自身のみこころを行えるようにしてくださいます。
今週の聖句 ヨハネⅠ 2:14 <私があなたがたに書いてきたのは、あなたがたが強い者であり、あなたがたのうちに神のことばがとどまり、悪い者に打ち勝ったからです。>
クリスチャンとは? v12-14
<子どもたち>、<父たち>、<若者たち>
子どもたち
v12 <イエスの名によって、あなたがたの罪が赦されたからです。>
→ ヨハネⅠ 2:2 <この方こそ、私たちの罪のための、いや、私たちの罪だけでなく、世全体の罪のための宥めのささげ物です。>
→ ヨハネⅠ 2:1b <もしだれかが罪を犯したなら、私たちには、御父の御前でとりなしてくださる方、義なるイエス・キリストがおられます。>
父たち (すべてのクリスチャンに当てはまる)
v13 <初めからおられる方を、あなたがたが知るようになったからです。>
<初めからおられる方>
→ ヨハネⅠ 1:1 <初めからあったもの> ⇒ イエス・キリスト
若者たち (すべてのクリスチャンに当てはまる)
<あなたがたが悪い者に打ち勝ったからです。>
<悪い者>とは?
→ ヨハネⅠ 5:19 <私たちは神に属していますが、世全体は悪い者の支配下にあることを、私たちは知っています。>
<世>: 神と関係なく生きている人たち。
→ エペソ 2:1 <さて、あなたがたは自分の背きと罪の中に死んでいた者であり、>
→ エペソ 2:2 <かつては、それらの罪の中にあってこの世の流れに従い、空中の権威を持つ支配者、すなわち、不従順の子らの中に今も働いている霊に従って歩んでいました。>
→ ヨハネⅠ 4:4 <子どもたち。あなたがたは神から出た者であり、彼らに勝ちました。あなたがたのうちにおられる方は、この世にいる者よりも偉大だからです。>
→ ヨハネⅠ 5:4 <神から生まれた者はみな、世に勝つからです。私たちの信仰、これこそ、世に打ち勝った勝利です。>
幼子たち (すべてのクリスチャンに当てはまる)
v14 <あなたがたが御父を知るようになったからです。>
父たち (すべてのクリスチャンに当てはまる)
<初めからおられる方を、あなたがたが知るようになったからです。>
若者たち (すべてのクリスチャンに当てはまる)
<あなたがたが強い者であり、あなたがたのうちに神のことばがとどまり、悪い者に打ち勝ったからです。>
→ ヨハネ 8:31 <あなたがたは、わたしのことばにとどまるなら、本当にわたしの弟子です。
クリスチャンへの勧め v15-17
v15 <世をも世にあるものも、愛してはなりません。>
<もしだれかが世を愛しているなら、その人のうちに御父の愛はありません。>
→ ヨハネⅠ 1:7 <もし私たちが、神が光の中におられるように、光の中を歩んでいるなら、互いに交わりを持ち、御子イエスの血がすべての罪から私たちをきよめてくださいます。>
v16 <すべて世にあるもの、すなわち、肉の欲、目の欲、暮らし向きの自慢は、御父から出るものではなく、世から出るものだからです。>
→ マタイ 6:33 <まず神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはすべて、それに加えて与えられます。>
v17 <世と、世の欲は過ぎ去ります。しかし、神のみこころを行う者は永遠に生き続けます。>
→ ヨハネⅠ 1:7 <もし私たちが、神が光の中におられるように、光の中を歩んでいるなら、互いに交わりを持ち、御子イエスの血がすべての罪から私たちをきよめてくださいます。>
2021年2月28日 藤野純一牧師
2021年2月21日 藤野純一牧師
2021年2月14日 マーク・ケイン宣教師
2021年2月7日 藤野純一牧師
2021年1月31日 坪内宣教師
2021年1月24日 藤野牧師